HOME特集記事 > スポ育ABC体験学習ルポ - 勝つ子、食べる子、よく寝る子。(学校給食ごはん Vol.9 - 2015 夏号掲載)

スポーツ栄養学から学ぶ 主催/ホクレン ビーフ課
 講師/小松 信隆氏

2015年3月1日と22日、『学校給食ごはん』春号で募集し抽選で選ばれた20組40名の親子が、札幌エルプラザで栄養学のお話と料理教室を体験学習しました。参加した小学生はみんなスポーツ少年少女。野球、サッカー、なかには自転車のロードレースをやっている子もいました。講義をしていただいた先生は、コンサドーレ札幌の管理栄養士として講演や執筆に忙しい小松信隆さん。とても参考になるお話でしたので、その一部をご紹介します。


食べて、勝つ。

 まず、小松さんが質問をします。「皆さん、運動に一番大切な栄養は次の5つのうちどれですか?」たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの栄養素のうち、最も多くの手が挙がったのは、炭水化物。これにビタミンも加われば正解。では、次の質問。「元気なカラダをつくるために一番大切な栄養は?」これは圧倒的にたんぱく質に手が挙がりました。その通り。これに炭水化物とビタミンの3つがそろってカラダはつくられます。

 このように、カラダをつくる栄養とすぐ力に変わる栄養は同じではありません。このことは食事を摂る時間にも関係してきます。試合がある日は、3時間前には朝食を済ませること。口から入った栄養が吸収され全身に行き渡らなければ筋肉は動きません。そのために必要な時間です。「牛肉を食べても走ることはできません。牛肉のたんぱく質はカラダをつくるものであって、試合ですぐ力になるものではないからです。午前9時に試合開始なら朝食は6時。炭水化物とビタミンB1を含むごはんと納豆で十分です。それに豚汁でもあれば完璧」と小松さんは言います。例えば、お母さんが気合いをこめたステーキやトンカツの特別メニューは?「子どもにプレッシャーを与えるだけ(笑)」で逆効果らしいです。


寝て、勝つ。

 次に、カラダづくりで大切なこと。「カラダを家にたとえると、食べ物は材料、カラダをつくってくれる大工さんは成長ホルモンです。しかし、この大工さん気難しくて、夜11時から午前2時の間、安静な状態でしか働きません。つまり、筋肉や骨は夜寝ている間につくられるので、大きくなりたいなら夜10時までには寝ることです」と小松さん。やはり寝る子は育つ、ですね。さらに、そこから逆算すれば、夕食の時間は寝る3時間前の午後7時となります。「カツ丼など油分が多い食事は胃の中に止まっている時間が長いのですが、ざるそばのように消化の早い食事なら午後8時くらいでもいいでしょう。もう一つ大事なこと、寝る前はゲームをしないこと。テレビゲームなどの強い光を浴びた後は2時間は眠れません。さて、将来大きくなりたいか、いまテレビゲームをやりたいか、君たちの選択次第です」うーん、最後にむずかしい宿題が出ました。

 小松さんのお話の後は東海林明子先生の料理教室。カラダづくりのための牛肉料理3品に親子で挑戦、自分でつくって食べるおいしさに大満足でした。



ホクレン
文/三浦清隆
学校給食ごはん Vol.15

Vol.15 - 2017夏号
好評配布中!

配布先・
設置店舗のご案内

バックナンバー

寄付金のお願い本誌は、皆様から寄付を
頂き発行をしております

ご寄付ありがとうございました

東洋食品株式会社
北海道支店

Facebookページもチェック! Twitter @codomogohanをフォロー

ママを「ゆりね」で応援プロジェクト